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zoom RSS さよなら、ブラッキー

<<   作成日時 : 2007/08/21 22:38   >>

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毎日のように井草森公園で顔を合わせている犬仲間。うちの近所の犬仲間は、ここで遊びながら犬社会のルール、マナーを学び、友情を深めてきました。オーナーが情報交換(犬のことだけとは限りません)の立ち話をしている時は、ちゃんと伏せをして待つことも憶えました。誰かが喧嘩をすれば援軍に行ったり、止めに入ったりします。誰かがオーナーに叱られているとその間に入って、「かんべんしてあげて」と言ったりもします。
そんな楽しく豊かな日々から、1頭の仲間が消えてしまいました。フラット・コーテッド・レトリーバーのブラッキーが癌のために亡くなってしまったのです。7歳の男盛りなのに、明るいいい子だったのに、食べ物も、運動も気を使ってもらってたのに、と言っても詮無いことです。生き物の時間割は自分で決めることができません。

画像

(MAX3歳の誕生日。5頭で光が丘にいってパーティーをしました。左端がブラッキーです)

ブラッキーの飼い主さんは井荻駅近くの大・大・大地主さん。1,000坪以上の敷地が塀で囲われていて、半分以上は植木畑になっています。ここでMAXをリードから放して遊ばせたいと、ずーっと思っていました。ブラッキーの家の北側には同じ面積の柿の木畑があって、そこは杉並区役所が管理する区民果樹園でした。ある日、MAXと歩いていたら入り口の鍵(番号を合わせる鍵です)がロック解除されていました。ぼくはすぐに番号をメモし、「うーん、夜中だったらそっと不法侵入できるぞ」と密かにニンマリしていたのです。
その話を公園仲間としていたら、ブラッキーのママがニコニコ笑いながら、「昼間でも大丈夫ですよ」とおっしゃる。この人、度胸あるなあと思って話を聞いたらブラ君の家は南側の大邸宅で、柿木畑もブラ君の家が杉並区に貸しているとのこと。
「どうぞドッグランとして使ってください。鍵の番号は責任が持てる何人かのリーダーだけが知っているようにしてくだされば、いつでもどうぞ。但し、1ヶ月くらいの期間限定です。柿の木を切って区民農園にしちゃうみたいだから」

かくして、公園の犬仲間は夕方になると「顔見知り会員制・柿の木畑ドッグラン」に集合して、自由気ままに走り回る夢のような日々を過ごすことになった。ぼくらはシンプルな利用の約束を確認しあった。
初めて来た犬はすぐにはリードを放さず、そこにいる犬たちと顔合わせをしてガウガウしないと分かってから遊ばせる。
中にはオモチャ、ボールの奪い合いをすると、喧嘩腰になる犬がいるので、基本的には使用禁止。責任をもって犬たちをコントロールできるならその限りにあらず。
自由に遊ばせるだけでなく、呼び戻し訓練などのトレーニングの場としても利用する。日本の犬が本当の意味で躾られないのは、ノー・リードで飼い主の言うことを聞くように躾られる場をもてないからである。

「柿の木ドッグラン」に集まる犬たちのなかでもっとも可愛そうだったのがブラッキーであった。ブラッキーは友好的な明るい性格の犬だったが、幼犬時のトラウマが残っていて、ゴールデンを警戒していた。(最初にMAXと出合った時には、ついうなってしまい、躾の厳しいママから仰向けにひっくり返されて怒られていた。だから、数ヶ月は互いに鼻を付きあわすような距離に近づけないようにしていたのである)さらに、2頭ほど相性の悪い犬がちょくちょく来るものだから、自分の家の畑なのにリードを付けられ、ママの横でみんなの遊びを見ていた。なんという理不尽さ!あまりに可愛そうなので、ぼくはブラッキー係りを志願し、注意しながら遊んでもらうようにしたのだった。

ブラッキーは敏捷性にかけては誰にも負けなかった。たまに裏庭の芝生で遊ばせてもらう時にボール投げをすると、ボールをくわえて戻ってくるのは常にブラッキーであった。うちのグータラ犬はノソノソと取りにいくから、ブラッキーの後から戻ってくるだけ。それでも、楽しそうにブラッキーを追いかけていたものだ。

そんなブラッキーが脾臓にできた腫瘍から出血し、手術を受けることになったのは6月の末。開いてみると腫瘍は肝臓に転移していた。一応、目に見える腫瘍は切除したものの、転移・再発の確率はかなり高いという宣告があったそうだ。それから2ヶ月。一時は元気になり、公園にもやって来ていたのだが、再発した病には勝てず、大好きな家族全員に看取られて旅立ってしまったのである。仲間に楽しい思い出をたくさん残してくれたブラッキー、さようなら。


ブログ『Rさんちのシャモン』より
8月20日<大事なオトモダチ>のコピーです。
オリジナルは;
http://d-wan.a-thera.jp/

まだシャモンさんが8歳の頃。
スタジオで撮影してくれるというので
公園仲間のわんこ達と参加した事があります。
スタジオは広くていろんな機材がいっぱい。
撮影をはじめてからシャモンさんキョドり出して
スキあらば逃げようと必死。
そこで誰かと一緒に撮ろうという事になって
それまでシャモンが一方的にガウガウするブラッキー君に
白羽の矢が。
画像

あ、がウガウしない…
画像

逃げるシャモンさん。
落ち着いてるブラッキー。
でもそばに彼がいてくれたおかげでなんとか無事に撮影終了〜
それがわかってかその日からブラッキーと仲良しに。

そのブラッキーが昨日他界してしまいました。
陽気でおちゃめなブラッキー、ありがとね。
忘れないから。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
柿の木畑ドッグランで遊んだ一月余りは、夢のような日々だった。
願いを叶えてくれたブラッキー家のみなさん、生涯忘れられない思い出です。ありがとう♪
自分ちの畑なのにリードを付けたままで、よそのワンコ達が遊ぶのを横目で見てた可哀想なブラッキー・・・ナンだか笑っちゃうね〜♪
あそこでみんなが仲良しになった。
ブラッキーのお陰だよ。

メチャ明るい君がいない公園は、とても淋しい・・。
振り返ると君がパタパタと近寄って来そうだ。ママの左側で足踏みしながら・・。それから臭いを嗅ぎあってご挨拶するんだ。「元気かい?」って。
でも、もう君と会うことは出来ないとママは言う。ボクには何故か分からない・・
いつかは分からないけど、何処かでまた会える気がするナ♪
だって仲良しなんだもん。
その時もきっと、いつものように「元気かい?」って言うよ、ゼッタイ!
BASS
2007/08/22 01:58
そうだったね。ブラッキーはバース君が大好きで、会うとすぐにバース君の下にもぐりこんで、ペロペロしてた。ぼくは男同士なのに変だぜ、って思ってたけど、よく考えたらぼくも去勢したテリアの臭いが気になるんだ。犬の好みって人間にはわからないんだよ。
でも、あの「スタート前の競馬馬」みたいなブラッキーの「待て」の足踏みが見られないと思うと、ぼくも寂しいよ。
MAX
2007/08/22 23:03
おや、いつの間にか缶詰になってるぞ、、、

ノーリード、夢です。前科2犯(大脱走)のゴンちゃんを放してみたい。喜ぶだろうな〜「遊ぶ?遊んでくれるの?」ってバース君やブラッキー君と遊ぶんだろうなぁ、、、
泥水缶詰
2007/08/24 18:20
blackyの葬儀を終え、私は現実から逃げるように仕事に向かい、犬の匂いの全くしないホテルで過ごしていました。玄関でしっぽを振って出迎えてくれる子がいないとさすがに辛いです。
BASS、公園で君をみつけて真っ先に近づこうとするのに、ママは「待て」と言う。マッタク〜!だからいつもパタパタ足踏みしちゃうんだ。いつもペロリとさせてくれてご馳走様!BASSママお手製の牛のたたきは最高に美味しかった。今度おねだりしてみては? bla
MAX、あれは僕が3才の時だった。ノーリードでワンコ達とヘラヘラ遊んでいたところに突然初めて会った大型犬に襲われて以来、体格が立派で強そうなオス犬(去勢していない)が怖くなってしまったんだ。だからMAXに会った時も心配性のママはリードを短く持って僕の様子をみていたんだ。会う回数を重ねていく内に匂いを嗅ぎ合い、ボール遊びも一緒にしたし、トラウマも薄れていったよ。ありがとう。MAXパパのポケットにはいつも注目してたんだ。おやつが出てくると思ったのにタバコが出てきた時はガッカリ〜!bla
ゴンちゃん、こちらに来たらMAXと寄ってみて。僕も遊びに・・・ bla
blackymama
2007/08/27 16:27
こまいぬさんとこ→torigenさんとこ→から延々?たどってこちらに流れ着きました。
IKEGAMIさん、ブラッキーママさんはじめまして。りりーと言います。
ブラッキーママさんはもう落ち着かれましたでしょうか?

実は私、今はバセット飼いですが、5年前には我が家にもフラットがおりまして、その子もブラッキーちゃんと同じく若くして死んでしまいました。日記を読んで、ついついその子を思い出してしまいましたので、今更のコメントになってしまいますが書き込ませてくださいませ。

いろんな犬種を飼った経験があるわけではないので断言はできないのですが、フラットは優しくて けれど明るくて さらにものすごく頭がいい犬種だ〜と思っています(親ばか?)
一緒にフリスビーをして楽しんでいましたが、フリスビー犬の中でもフラットが最強!と、今でも信じております。(またまた親ばか?)
我が家のフラット君は、黒ではなく珍しいレバーというチョコレート色だったのですが、そのせいかどうかはわからないけれど、とっても体の弱い子でした。
りりー
2007/09/16 16:29
あ、、500字までしか書き込めないのね(汗)前のコメントの続きです

結局、5歳になる前にあっという間に病気にかかって死んでしまったのですが、その時の喪失感といったら本当にひどくて、家の中のどの部分を見ても死んだチャック(フラット君の名前です)を思い出してしまい しばらくはボーゼンと生きていましたです。
現在は犬3匹、ネコ4匹(ついでに旦那1匹、娘も3匹^^;)の大家族で暮らしていますが、わんこにとっては、一人っ子の飼い主独り占め〜♪のほうが幸せなんだろうなぁと、思いつつ、あの時の喪失感が怖くて、もう一人っ子は無理かもしれません。

ブラッキーママさんがフラット飼い仲間と言うことで妙に嬉しくなってしまい長々とコメントを失礼いたしました。
ウチには今はフラットはおりませんが、フラット君のあの優しい瞳は今でも大好きです!
ブラッキーママさん、しばらくは寂しいとは思うけれど元気を出してくださいね。

りりー
2007/09/16 16:30
りりーさん、コメントありがとうございます。
ブラッキー・ママはまだ喪失感にさいなまれてるようです。時々、MAXをレンタルさせてくださいと言われてます。
うちのママもその日が来たら「私は耐えられない。だから・・・」と言うのですが、ちょっとねえ。
10年前後しか生きられない大型犬なので、MAXが元気なうちはあらゆることを犠牲にしても、と思ってもう5年経ってしまいました。
モモちゃんの子たちによい飼い主が見つかりますように!
IKEGAMI
2007/09/16 21:15

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