はじめまして、でも、さようなら

やっと京都に行くことができた。本来は夏になったら五山の送り火を見ながら、秋に企画していたリー・オスカーのミュージック・パーティの打ち合わせようと話していたのだが、もうその相手がいない。
地下鉄・東西線の醍醐駅でヨッシーさんと待ち合わせ。ヨッシーさんはToriさんの従兄弟で、現在“Tori's Triangle”を引き継いでいる。そして駅から5分ほどのTori宅へ。お母さんも弟さんも、もちろん初対面である。にもかかわらず、はじめてお会いするという感じがしないのだ。
「だって、あの子はIKEGAMIさんのこと“東京の兄貴”って言ってたんですよ。コンピューターにメッセージが入ると“来た、来た”ってすごく喜んで、いつもわたしにみせてくれました。だから、今日お会いしても、わたしも初めてっていう気がしません。病院でも意識がなくなるまで、“会いたいなあ”っていってましたから」
一瞬、自責の念が湧きあがった。
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祭壇の遺影に手を合わせ心の中で話しかけた。
「はじめまして、なんだよね。やっと会えたんだから、わはは、ってやってもらいたいんだけど!」
お骨の横に置かれたリー・オスカーのハーモニカとシーラEのドラムスティックが、悲しかった。話したいことも、あげたいものも、まだいっぱいあったのにさよならは早すぎるだろ!

その夜はヨッシーさんが、Toriさん御贔屓のお店に連れて行ってくださって、そこでasianさんと合流。3時間以上の「偲ぶ会」となったのだった。
明け方、天が涙するような雨が降った。

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この記事へのコメント

chi-B
2009年08月06日 02:24
Thank you so much for sharing your emotions.この祭壇の写真を大きく見たかったので、願いが叶いました。IKEGAMIさんのこと、ブログの義兄弟っていってはりましたよね。覚えています。ホントにご自慢のお兄さんだったんです。「会いたいなぁ」の声は皆さんが驚くほど大きかったと聞きました。でも、きっと今は安らかに素直に喜んではりますよ。私はそう思っています。ひたすら前向きに生きてきた方ですもんね。(少ししかお付き合いがなくても、ビンビン感じる強烈なPositive思考は絶対でした。)それにしても、今もずっと声が聞こえる気がしてなりません。1日は、エビス・ビールを一緒に飲んではったと思いますよ~。良いお料理には”ちょっと贅沢な”とか笑いながら。私は、宗右衛門町のLIVEでビールで乾杯(というか、手術へ向かう景気付けで)をしたのが最後です。どうしてもの衝動に駆られて、ペタンとほっぺた引っ付けて見送りました。逢ったことがなくても、逢っていても、思えば思うほどまた逢いたい人です。思いは尽きませんね。遠くまでお疲れ様でした。m(_ _)m

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