池上比沙之のThings what I feel

アクセスカウンタ

zoom RSS どいつも、こいつも…。

<<   作成日時 : 2010/05/21 01:52   >>

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

ルーカスが我が家にやって来てから2か月、ふと考えたら犬のこと以外のPostがゼロなのだ。そこで「編集中」になったままのPostをなんとかしなきゃと思い立ったのである。幸い雨で犬の散歩にも行けないので、聴かなきゃならない音楽をチェックしながら、時事ネタ物を完成させるというのが今日のテーマだ。

もう数カ月も、編集中のリストに入っていながら、いまだに完成していないPostが2本ある。その一つは「メディアの責任」というもので、国家機関から恣意的にリークされた情報をそのまま記事にする“御用メディア”ぶりや、新聞の記者が故意に捻じ曲げた翻訳をしたり、さらには誤報が明らかになっても紙面の隅の訂正記事でお茶を濁したりする酷さについてまとめようと思ったのだが、途中で書くのが嫌になり、放置してしまったのだ。もうひとつは民主党の迷走と普天間の問題。ぼくは政権交代で民主党が与党になった時も、過度な期待はしていなかった。メディアは交代劇をセンセーショナルに報道し、すぐにでも素晴らしい社会ができるような幻想を国民に抱かせたのである。テレビドラマや映画じゃあないんだから、無理にきまってるのは中学生だって分かるだろうに。どこが政権をとっても自民党よりはましだろうし、国民が自民党以外を選んだということは大きな変化だ、と自分に言い聞かせてきたのである。
ところが、民主党の迷走が始まるとすぐに得意技の「コキオロシ」を開始。自民党時代には批判もしなかったようなことまで大きくとりあげる変節ぶりだ。まあ、メディアだって利益はあげなきゃいけないわけで、自民党〜官僚〜大企業の連携の手先になるのはしょうがないのかもしれない。だから、新しい政権党である民主党が脱・官僚を具体化させてきた辺りから、一転して与党叩きが始まったのだ。この「叩き」、「批判」は大衆から支持されやすい。そこがメディアのズル賢いところだ。メディアに叩かれる民主党もだらしないことは確か。これだけ政治がぶれまくり、公約を実現できなければ国民だって愛想を尽かすだろう。

つい先日の世論調査によると政党支持率が逆転したそうで、このまま民主党の迷走が続くとまたあのどうしようもない政党が与党に返り咲きかねない様相を呈してきた。もし、次の選挙で民意がひっくり返ったら、民主党の責任は重い。期待を裏切り、政治に対する不信を増大させるのは犯罪に等しいとさえいえるだろう。

画像


日本人の特性のひとつに「権威を盲信する」というのがある。長かった封建時代と、明治時代から終戦に至るまでの「お上」絶対主義教育の名残で、権力を持った人やよく知られている人のすること、言うことは正しいと思っている国民が想像以上に多いのだ。

テレビで伝えられたこと、新聞に書かれたことを「ホント?」と疑ってかかる人が周囲にどのくらいいるかを考えてみれば、「権威・権力盲信者」の多いことがわかるはず。困ったことに、こういう人のほとんどが日常生活レベルではいわゆる「いい人」なのである。犬を躾けることが出来ない人に「優しい」人が多い、というのとよく似ている。

例えば、官房機密費の使い道が野中広務元官房長官に暴露されたのだが、このゆゆしき問題を新聞・テレビは黙殺に近い扱いをしている。マスコミ関係者もそのオコボレにあずかっていたからだろう。ある新聞の記者以外は、国家権力から直々に接待されていたわけだ。テレビでいけしゃーしゃーと政治批判をしている評論家、レポーター、キャスターも同罪。野中は「田原総一郎以外はみんな受け取った」と言っているのだ。

政治家が献金を受けて届け出をしなかったといって犯罪者扱いをしているくせに、自分たちの接待やオコボレについては知らぬ存ぜぬで、国民に知る権利の糸口さえも示さぬ厚顔無恥ぶりには、開いた口がふさがらない。とにかくズルイのである。こんなメディアを盲信するのはもうやめにしたいものだ。
日本のメディアの命が確実に終わったのは、日米の密約をスクープした元毎日新聞記者・西山太吉さんを見殺しにした時。外務省女性職員を通して手に入れた密約の資料は、入手方法として問題があっただろうが、二人の男女の関係を暴いて下世話なストーリーに仕立て上げた政・官一体のやり口にまんまとしてやられ、国民の「知る権利」を自ら放棄してしまったのである。
そして今、官房機密費にたかり食欲・性欲を満たしていたことがばれても、その重大な事実を伝えず隠ぺいに近いことをしている。むべなるかな、としか言いようがないのだ。

画像


選挙公約・マニフェストを実現できない民主党の最も大きな裏切りは、米海兵隊・普天間基地の移転問題の処理、落とし所だろう。あれほどはっきりと国外移転・県外移転を口にして来た一国の総理大臣が、ころっと「沖縄の皆さんに負担をお願いしなくては」なんて言うのは「私は約束を守れなかったから、辞めます」と言うのに等しい。
政治の世界というのは「一寸先は闇」。今日の正義が、明日悪になる世界なのだ。そんなとろろで、今日考えていることをそのまま口にするのは、いかに人間的に誠実でも政治家としてはペケ。その誠実さは、何倍もの不誠実なこととして自分に跳ね返ってくるのである。

ぼくはこの米軍基地問題に関しては、最初から論点がズレていると思っている。基地の移転先がどうのというよりも、まず日本にアメリカ軍の基地が必要かどうかから考えなくてはいけないんじゃあないだろうか。
この論説を読んでいただきたい。ダイアモンド・オン・ラインのインタビューに対し、CIAの顧問も務めたことがある著名な元カリフォルニア大学政治学教授のチャルマーズ・ジョンソン氏が答えたものだ。(5月7日配信)

http://diamond.jp/articles/-/8060

お説、ごもっとも。「普天間基地が長い間存在している最大の理由は米軍の内輪の事情、つまり普天間の海兵隊航空団と嘉手納の空軍航空団の縄張り争いだ。すべては米国の膨大な防衛予算を正当化し、軍需産業に利益をもたらすためなのだ。
 米軍基地は世界中に存在するが、こういう状況を容認しているのは日本だけであろう。もし他国で、たとえばフランスなどで米国が同じことをしたら、暴動が起こるだろう」
これは社民党や共産党の議員が言っているのではない。アメリカ政府機関の中枢で仕事をして来たアメリカ人が考えていることなのだ。
では、アメリカ人に「人がいい」と言われた日本人側の立場に立って考えてみると、アメリカ側がグァムに移転すると言った基地を、どうしても日本に置いておきたくて引きとめた理由があるはずだ。(このアメリカ側の最初の決定は情報収集では自信をもっているらしい日本のメディアはほとんど報じないし、それを国会ではっきり言わない鳩山政権はなにか裏があると思われたってしょうがない。だが、人のいい日本国民はそのいきさつを知らないのである!)
普天間をはじめとする在日米軍基地は、防衛の抑止力として必要だと思っている人も多いようだ。そういう人は普天間に駐留している海兵隊の性格を知っているのだろうか。海兵隊は「守る」軍隊ではなく、「攻める」軍隊。イラクやアフガニスタンで戦いを仕掛けている軍事力の軸なのである。
まあ、「攻め」でもなんでも、アメリカ軍がいてくれれば侵略に対する抑止力になる、という他国依存なら張り子の軍隊でも置いてもらったらどうだろう。金もかからないし…。
部族間抗争をやっているアフリカや、宗教の違いが抗争になっている中近東ならともかく、一体どこの国が日本を攻めてくるというのだ???せっかく「武力によって国際紛争を解決しない」と憲法で宣言している世界で唯一の国なのだから、「もう守っていただかなくても結構です」って言えばよいのだ。

まあ、すぐ近くに核武装して、隣国の軍艦を魚雷攻撃で沈めちゃう(真偽はともかく)国があると、「もし攻められたらどうする?」という人たちは、米軍にいてもらわなきゃあと思うだろうし、自前の防衛戦力を持たなきゃとなるだろう。だが、「米軍基地は必要」と言ってる人の多くが、それが自分の地域に移転してくるとなると左翼も顔負けの反対運動をするって変だと思うんだけどなあ。テレビのレポーターにマイクを向けられ、「沖縄のひとに我慢してもらいたい」なんてよく言えるよ。ゴミは出すけど、近くに清掃工場は作って欲しくないという反対運動と同じじゃあないか!このところ話題になってる島なんて、基地をもってくるなら金をくれだもん、呆れて話にもならない。
必要だというなら、東京のど真ん中とか、各都道府県の最も大きな都市の中心に移転すりゃいい、というのは極論かな? それは日米同盟が大切だと本気で思ってる人の責任の取り方だと、ぼくは常々思っているのである。

さて、5月も残り少なくなってきた。音楽Postにとりかからなきゃ!









テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
ナイス ナイス
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
どいつも、こいつも…。 池上比沙之のThings what I feel/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる