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<<   作成日時 : 2009/07/13 15:00   >>

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梅雨の合間をぬって小金井公園に行ってきた。玉川上水沿いの五日市街道からちょっと入ったところにこの公園は、よく手入れされた広大な芝生の広場が4,5か所もあって、武蔵野特有の雑木林やドッグランもあるし、売店で軽食を手に入れることもできる素晴らしい公園だ。都心部の犬が入れる公園は、そうとう広い所でも子供や利用者の動きに注意しなくてはならないが、ここは「犬天国」! グループで行ったって、海の上の手漕ぎボート程度にしか映らない広さなのである。
東京の城北地区から多摩西部にかけて、都の西北には車で30分圏にこういう公園がいくつもある。板橋区の城北中央公園、練馬区の光が丘公園&石神井公園、和光市の和光樹林公園(ここは道路1本はさんで、大泉中央公園と隣り合わせ)、そして元国際基督教大学跡地の野川公園にこの小金井公園と、大型の犬と暮らす人には絶好のエリアと言えるだろう。
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なぜ大きな公園が必要なのかというと、リードを外してリーダーの指示に従うというトレーニングが出来るからだ。(どんなに広い公園でも、東京都である以上は“ノー・リード”は都条例違反なのだが、規則をすべて守ってたら日本は変わらないという考えのぼくは、状況を見ながらではあるが確信犯になるのだ! 日本の犬がダメなのは、都市部ではリードなしでしつけられないからだとぼくは思っている)
小金井公園の広場では何人ものドッグ・オーナーが、遊んでいる人のいないところを選んで、リードを外しトレーニングを行っている。以前、石神井公園の人が来ないような神社裏でトレーニングしていたらフラフラやってきたおっさんに「法律違反だろう!」と言われたことがある。その居丈高な言い方にカチンときたぼくは、「じゃああなた、歩道を走っている自転車に法律違反だろ、お前!って言ってる?みんな道路交通法違反でしょ、あれ。自分の都合のいい時ばかり規則を持ち出すんじゃあないよ」と言い張ったことがある。都条例違反は百も承知の介だってえの。
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この都条例違反の結果、上の写真のようなことが可能になるのである。これは光が丘公園のプール脇をママに付いて歩くMAXだが、池袋や新宿の街中を歩くときは犬も自分で判断して、あと50センチはこちらに近い位置で歩く。家の近所やいつも行く公園ではあっちフラフラ、こっちヨタヨタなんだけど、こちらが本気で指示してると思えば従うずるいやつなのだ。
昔、トレーナー(ビヘイビアリスト)から、「1回の指示で言うことをきくかどうか見極めてください。犬にはちゃんと聞こえてますから。でも、知らんぷりっていう手をつかいますからね」と言われたことを思い出す。信号の座れ・待ての時に足を踏んづける、っていうのも一種の反抗なんだそうだ。あちらさんも一応はいろいろと考えているのである。
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この芝生広場は和光樹林公園。ここは2,3年前までノーリード天国だったのだが、最近は至る所に「放し飼い禁止」の大きな看板が立ってしまった。公園のセキュリティのおじさんに聞いたら、犬のノーリードに対する苦情のほとんどは幼児の母親か高齢者だそうだ。まあ、訓練がまるで出来ていない「ノーリードの暴力団」みたいな犬を放すやつもかなりいるからあまり大きな声では言えないが、リードをつけなきゃ親を殺しかねない子供、リードを付けなきゃ何するか分からない国会議員に投票する人に多いクレームなのだ、と書きたいぼくなのだ。

都の西北の、かように恵まれた公園環境をどう活かすかは飼い主次第!うちから歩いて5分のところには都の西北W大学の日本一となったラグビー部のグラウンドと合宿所がある。そこでは週末になると子供のためのラグビー教室が行われているのだが、時々、犬立ち入り禁止のこのグラウンドを見て、1か月に一度くらいW大公認のライセンスをもった犬をきちんとトレーニングする場として使わせてくれないものかと、夢見てしまうのだ。
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そして、このグラウンドの北にある西武線踏切は千川上水が地上に顔を出している唯一の場所。井草川は暗渠に覆われ遊歩道になり、千川上水は千川通りの拡大スペースとなってしまった。
世の中は年を経るごとにどんどん変わって便利になっていくのに、変わらないのは悲しいことに、日本の犬をとりまく環境なのである。

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たぶん犬が苦手なんだろうなぁ〜と思われる人の質問に「この犬、咬まない?」と云うのがあって、内心ムッとする事が儘ある。ちゃんと躾けられた家庭犬なら、生涯咬む事はなく過ごすと思う。噛むことは得意中の得意だけどネ。
ノーリードで躾けられた犬は、却って側らで歩けるようになるかも知れない。オーナーは躾けに真剣に取り組むだろうからネ。
戦前の事とは云え、ハチ公が駅までご主人のお迎えを日課としたのは、自由に一人で出かけられたからなのね。今じゃあ信じられない時代の大らかさだけど・・。
と考えていく内に、飼い犬と人との序列が明確に存在していたからでは?と思ってしまった。
犬は家族だけど人とは違う動物だし、その特性を十分把握した上で社会と共存できるように導くのが、躾けに於ける醍醐味だと思う。だってその結果、ウチの仔が他人に褒められてヨイコと言われた時ほど嬉しい事はないもの。
だからって「所詮!犬だから」と心の片隅の小窓を開けておくのも肝心だと思う。躾けって結局ココから始まるわけだもんネ?
都条例が過去の遺産になり、バースがバス停まで迎えにきたら、又映画に出られるのになぁ。
hori
2009/07/16 11:31
おお、horiさんPC上ではしばらくです。昨日、公園で出会ったばかりですけどね。
>犬は家族だけど人とは違う動物だし、その特性を十分把握した上で社会と共存できるように導く
ここなんですよね。犬をかわいがることを人間と並列にしたり、擬人化することだと思ってる人が多いですから。物理的な理由なしにウエアを着せて、ストレスを与えちゃう人とか、子供を抱っこするように抱き上げてほかの犬から遠ざけたりするとか、町を歩けば困ったオーナーのオンパレードです。
やっぱり免許制にするしかないのかという思いが強くなります。
バースは大丈夫。条例さえなければバス停にも迎えに行けるし、2回目の映画にも出られます。(食べ物が近くになければ! ははは)
IKEGAMI
2009/07/16 12:35

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