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zoom RSS 回答が来た!

<<   作成日時 : 2008/12/27 15:33   >>

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腹の立つこと、嫌なことばっかりの年末だが、ちょっとばかり嬉しいことがあった。
ひとつ前のPOSTで介助犬の試験会場同伴拒否について抗議の記事をまとめ、入場を断った兵庫県の担当部署に質問のメール(その全文は前POSTを参照されたい)を出したのだが、回答が届いたのだ。突然の、しかも他県からの抗議にきちんと事後の対応をとる姿勢は、友人に言わせると「さすが介助犬認定推進をしていた兵庫県。まあ、そういう県でもこういう問題が起きるところに、介助犬だけでなく、日本人の犬と人の暮らしに対する認識の浅薄さが見えて悲しいんだけどね」なんだそうだが、その通り。この問題を単に「けしからん」という感情的なレベルに留め置いてはなにも変わらないのである。
これまでずっと書き続けてきたように、日本は人が犬と暮らす歴史的な時間を持っていない。だから、糞害や近所の迷惑になる飼い方なども頻発するわけで、それが犬嫌いの人をを増やし「豊かな関係」を築くことを阻害しているのだ。前出の友人がさらに面白いことを言ったので紹介しておこう。
「この問題はコンパニオン・アニマルとして犬を飼うことが普通の欧米ではほとんど起こらない。もちろん、ペットとして犬を飼って何も躾けない人だっているよ。日本のダメな飼い主よりひどい奴だって結構いる。でも、アベレージでみるとたいした躾をしてなくても、周りがきちんとしてるから自然にそれを見習うんだな。LAやNYのストリートで吠えまくってる犬ってほとんど見かけないでしょ。
“犬は躾けられてはじめて犬となる”って言った人がいるけど、それは人との普通の暮らしができる犬にするってことで、特別な犬にすることじゃあない。そういう人と普通の暮らしができる犬がマジョリティになれば、レストランに入ることや、電車やバスに一緒に乗ることだって当たり前のことになるでしょ。日本で“躾け”っていうと、トレーナーをつけてアジリティがこなせたり、特別な芸ができる犬にすることと勘違いしてる人が多いんだよなあ」

画像

では、兵庫県人事委員会から届いたメールを紹介しよう。


差出人:jinji_shokuin@pref.hyougo.lg.jp
宛先:jazzage109
件名:ご意見への回答(兵庫県人事委員会)

平素は、県政の推進に格別のご協力を賜り、お礼申し上げます。

 このたび、「平成20年度身体に障害のある人を対象とした職員採用試験」における「介助犬」の同伴については、全国から、多数のご意見をいただいています。

 本県では、全国に先駆け、昭和49年度から、毎年、「身体に障害のある人を対象とした採用選考試験」を実施しており、これまでから、受験対象者や受験資格の拡大、点字試験の実施など、試験制度の改善にも取り組んできたところです。

 また、試験実施にあたっては、障害の程度に応じて補装具の試験会場内への持ち込みを認め、可能な限り、同一の試験会場で、試験実施上の一定のルールの下、受験者が平等に能力を発揮できることを原則としてまいりました。

 「介助犬」の同行については、今回が初めてのケースであったため、人事委員会から受験者ご本人に電話し、話をお聞きしたうえで、@介助犬を会場に同伴いただいてよいこと、Aペンを拾うなどの試験時間中の対応に関しては、試験員で行い、試験時間中は介助犬を別室でお預かりしたい旨を説明し、ご本人から了解をいただいておりましたが、試験当日には介助犬を同伴されずに受験されました。

 今後の試験実施にあたっては、今回いただいたご意見を踏まえ、さらに対応すべき点があった反省に立ち、試験実施の一定ルールの下、介助犬同伴のうえ、他の受験者と同室での受験を基本としつつ、他の受験者からアレルギー等の申し出があるなど、公正な受験の確保が困難な場合には、別室受験も含めて適切に対応してまいりますので、ご理解いただきたく存じます。

 また、障害者の社会参加に関する県の窓口である障害者支援課では、改めて、NPO法人日本介助犬アカデミーなど補助犬に関係する団体の意見もお聞きしながら、介助犬をはじめとする補助犬に関する基礎知識や受入体制、対応等を記載したマニュアルを作成するなど、補助犬の受け入れについての周知に努めてまいりますので、あわせてご理解いただきたく存じます。

  平成20年12月26日


                            兵庫県人事委員会事務局長
                                瓦 上 清 秀




ぼくが嬉しいのは、一個人のメールに返事がきたことではなく、その内容。普通、公的機関の返答は「検討、善処します」とか「努力します」というような曖昧なものが多いのだが、このメールでははっきりと適切に対応し「他の受験者と同室での受験を基本としつつ、(中略)公正な受験の確保が困難な場合には、別室受験も含めて対応してまいりますので、ご理解いただきたく存じます」と具体的な対処の方法が示されているのである。前POSTで指摘したように、さまざまな問題がマスコミによって明らかになっても、その結果、どのような変化があったのかを具体的に知ることは稀。「申し訳ございませんでした」と頭を下げてもらいたいのではなく、今後どのようにしようと思っているのか、思うだけではなくどう実現させるのか、を求めなくてはならないのだ。
このPOSTを書くにあたって、関連のWEBを細かくチェックしたのだが、そこには紹介することさへ憚られるような、この問題に対する書き込みが溢れた掲示板があった。ITメディアの進歩によって、ぼくらは瞬時にして世界と繋がることができるようになったわけだが、そうした恩恵を台無しにするような匿名・無責任なWEBが増えていることも確かだ。いったいどうやったら、IT害をなくすことができるのだろうか。このままだと、言論統制や公権力の横暴を招きかねない。よいアイデアをお持ちなら教えていただきたい。

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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
インターネットがこれだけ普及したからこそ情報発信、意見の発表が個人からもできるようになったのは素晴らしい事だと思っています。

一方、匿名性が高いため、顔を合わせたらとても言えないような事も平然と表現できてしまうのが問題ですよね

解決策はないのですが、インターネットを使う上でのマナー、ルールを浸透させていくしかないかと思いますが、公共の場でのマナーですら守られていないのが現実ですし...
Torishin
2008/12/27 19:24
一連の軽薄短小・薄っぺら行政のなか、兵庫の対応はなかなか。やはり少しは良い部分を発揮してくれたようです(この対応に驚くくらい他のテイタラクが目立つって事にもなりますが…)。
こういったモノに対応するとき、揚げ足を取られないように…とそればかりになってしまって回答になってない対応が多いのですが…。
torigen@外泊
2008/12/27 21:53
あっ、そうそう行政の文句ばかりではダメですよネ。
欧米の都市での市民的文化レベルが日本でいうところのソレより高いんでしょうネ。住民生活習熟度とでも言いますか…、義務と権利をはき違えているような人が我が国では比較的多いような気もしますネ。そういった都市生活者としてのカバー力の違いが犬と人間との付き合い方の違いなどあらゆるレベルで差が生じているように思います。
torigen@外泊
2008/12/27 22:01
早速のレス、ありがとうございます。
そうか、ITの中枢にお勤めのTorishinさんでも、よいアイデアは浮かばないようですね。Torigenさんの言うように、市民的な文化レベルを高めるしかないんでしょうね。ぼくらはしょっちゅう行政や国会議員をクソミソに言ってるんですが、じゃあ一般市民はどうなのよと考えてみると、似たようなもので…。まあ、ダメな政治、行政はその反映なんでしょう。
漢字の読めない総理大臣が、学力低下についてしたり顔で話してるのを見ると、もう笑うしかないですから。
IKEGAMI
2008/12/27 22:32
あれっ?IKEGMAMIさん、テンションが…わはは。
おはよ〜ございます、家では眠剤なしでぐっすりしました。しかし、昨日は日を間違った!と思うくらい寒くて家に着いても風呂につかるまで冷えてひえて…風邪を引いたかと。久しぶりにloveと一緒に寝ると筋肉痛であります。

中国ほどじゃないけれど、市民レベルのマナーの悪さにはたまに市内散策などしていても気分が悪くなることがあります。
病院でもエレベーターの乗り降りなど、車椅子の患者や点滴棒付きの人がいるのにも関わらず降りる人を待たずに真ん中から乗り込んでくる輩や構内全面禁煙にも関わらず、携帯灰皿すら持たず吸い殻を放置していく患者たちにはホトホト呆れます。横で掃除をしてるスタッフがいても関係ありませんからびっくりです。
torigen
2008/12/28 04:45
(つづき)
総合病院など街の縮図とも云える場所なのですが、このテイタラクを見ていると「そりゃ、行政も政治家も大したことない筈だわ…」と諦めにも似た気持ちになってしまいますですヨ。東京などでは整然とマナーを守っている認識を持ってますが、関西にはまだまだそういった現場で唖然とすることも多々あります。しかし、観光地などの惨状を見るにつけ日本人の性なんじゃないのか?と感じるくらい酷い状況ではありますよネ。誠に遺憾でありますが、ならネット上での半匿名下(本人はそう思ってるような…)でなら恥を恥とも思わない馬鹿野郎が見え隠れするのも嫌なことですが当たり前なのかも知れません、わはは。
torigen
2008/12/28 05:03
お、京都の超人、朝から元気だねえ。半月ちょい前に11時間半の手術をして、口と胃をつなげちゃった人とは思えません。
>東京などでは整然とマナーを守っている認識を持ってますが
守ってないよ!ぼくは「悪いこと」や「裏切り」には割合に寛容な人間ですが、むかっ腹立つことしばしばです。「最近の若い奴らは…」っていうフレーズはマナーだけにはうるさい老人たちの定番語でしたが、いまや老人から幼児まで。全部酷い。ネットではその酷さが匿名性に後押しされて増殖してます。
昔、はじめてNYに行った時、独り言をいいながら町を歩く人の多さに「この社会は病んでるな」と思いましたが、日本も同じようになりつつあります。困ったもんです。
IKEGAMI
2008/12/28 07:47
素晴らしいブログに久しぶりに遊びに伺いました。
下肢が不自由な障害者を長年やっていても、バスや電車の中で「どうぞ」と席を譲って貰える事なんてほとんどありません。高齢者の方が入って来られても誰も席を譲らず、私が譲った事は何度もあります。
足元が不自由なのにバスや電車など揺れる場所で立っているのはとても辛いことです。荷物を持っている時などは丈夫な脚が痛くなるほど踏ん張らなければならないので尚更です。その辛さが判るので「どうぞ」と声を掛けたくなります。
私がいつも思うのは、きっとそう言うちょっとした事は健常者の方には理解して貰えないかもなあ?と。経験がない事を理解することは難しいですものね。
Andy
2008/12/28 09:41
(続き1)
この兵庫県の対応は嬉しいですね。試験の前にもちゃんと受験者の方に相談なさって了解を受けて、そのうえで受験者の方は色々考えられて介助犬を同伴されずに受験されたのでしょうね。受験者の方も辛い思いをされたでしょうが、兵庫県のこの対応を拝見する限り不愉快な思いはされていないかもですね。前のPostの記事にはその女性の方のコメントはありませんでしたからね。個人的な意見ですが私と同じで「仕方ないな」と思われたかも??

Andy
2008/12/28 09:43
(続き2)
でも、あの新聞の記事やIkegamiさん達の様に声を大きくして意見を言って下さる方達のお陰で障害者も奇異な目で見られる事が少なくなって来た事は日々感じます。
海外に行くと奇異な目で見られる事が少なく、空港などではこっちの道を通って早く手続きを済ませなさいやカートに乗って行きなさい等など恥ずかしくなる程特別待遇で扱われます。
日本でもこんな事は普通に行われる時代がやって来るであろうと期待が持てる兵庫県の担当者の方の回答でしたね。
Andy
2008/12/28 09:44
Andyさん、しばらく。Toriさんの件ではお知らせありがとうございました。
日本人の良い所は、人を思いやるという点でした。でした、と過去形で書かなくてはならないことに寂しさをかんじます。でも、この美点を逆手にとって国家ナショナリズムに誘導した歴史を持っていることも忘れてはならないでしょうね。
人の立場になって考え行動する。これに尽きるでしょう。これができない国は滅びます。
Andyさんの経験からのコメントは説得力があります。ぼくは思想は別として(笑)、身体的には健常者なんでしょうが、障害者とワインを作ってきた経験があります。プロジェクトがスタートした時、障害者が作ったことを“ウリ”にすることは絶対にしないときめました。自然な流れの中で、それを言わなくてはならない時には、淡々と説明する。それが障害者と顧客を繋ぐもっともよいコミュニケーションとなるという確信があったからです。
一般的にはどんなことにも「経験しないと分からない」という諦観があります。でも、ぼくはわからないのは想像力が欠如しているからだと思うのです。今度の問題も温かいコミュニケーションを作る一歩になるといいですね。
IKEGAMI
2008/12/28 11:23
神戸市の誠意ある回答には心休まるものがありました。私の予想では「前向きに検討します」程度の返信しか来ないと思っていたのです。Andyさんのコメント大変参考になりました。ここ守谷市に引っ越して来て、スーパーマーケットに買い物に行くと、車椅子に乗った方が随分見かけられるのです。障害者の方が多いのかと思っていましたら、約20年前に悪名高き都市整備公団が計画的に開発した街で歩道も広く段差を無くしてあり
車椅子の方が外出し易くなっている事が解りました。
スーパーにも入り易い配慮がなされています。
行政には色々と文句も有るのですが、障害を持った方が出かけ易い街なのは嬉しい事です。
でも、車椅子に乗っている方を自転車で猛スピードで追い越して行く人達も多いのです。
今の世の中、自分にされたらイヤな事を他人にしない
等の基本的マナーを守れない人が多いようです!
障害者に限らず「弱者」への思いやりが無い国になってしまいました。派遣社員の大量解雇もそうですし。
このままでは確かに日本は滅びると思います。
masae
2008/12/28 17:22
masaeさん、コメントありがとうございます。
守谷市はいいですねえ。悪名高き公団もいいことのひとつくらいはするものなんだ。
>自分にされたらイヤな事を他人にしない
これを学校が教えない、親も教えないから、日本は破滅に向かって着々と準備を整えています。愛国心なんて教えなくていいから、本来歩道は自転車で走ってはいけない、何よりも歩行者が優先、くらいのことは小さなころに教えてもらいたい。
Andyさんへの返信に書き忘れたんだけど、初めていった1976年のNYでびっくりしたのは、バス停のところを歩いていた悪ガキ(日本の比ではない悪。ほとんどギャング!)が、バスから降りてくる車椅子の障害者をごく自然にサポートする光景でした。
そういう動物的な優しさが市民生活の中で持続していたら、いかにテロ被害を受けたとはいえ他国を軍事力で蹂躙するようなことはなかったでしょうね。でも、妙なナショナリズムに踊らされる市民が増加して、「やれ、やれ」になっちゃった。「鬼畜米英」「撃ちてしやまん」と同じです。反省材料、教訓は沢山あります。
IKEGAMI
2008/12/28 17:42
たしかに自転車やクルマに乗った途端に人格の変容する人、いますねぇ。歩いているときや話しているときには穏やかな人でも…。常から異常なのもいますけれど、わはは。
masaeさんおっしゃるように、歩行者の極直前とかを猛スピードで通過する自転車には驚かされます。あたかも自分だけは何かと衝突することが無いと確信しているような走りで。これも自分だけが良ければ良いという処からでしょうが、何かが飛び出てくるかも知れないとか、前をゆく歩行者が急に進路を変えるかも知れないという想像の欠如とも云えるんだと思います。渋滞時などクルマの横をすり抜けて行く原付バイクなどもそうですがヒヤヒヤしますよネ。
そろそろ帰院しますね、IKEGAMIさん(汗)。
torigen
2008/12/28 19:07
でも、ぼくはわからないのは想像力が欠如しているからだと思うのです。
Ikegamiさんがおっしゃる通りかもしれませんね。「その人の立場になって考える」と言うのは想像ですものね。どのような場面でも、「人の立場になって考える」は、大事なことですね。

masaeさん、守谷市は人に優しい市なのですね。
おしゃれはレンガの通りがとても歩きにくかったりします。レンガとレンガの細かい隙間に靴のかかと(もちろん低いかかとですが)がひっかかり転びそうになります。全ての人が快適に過ごせる環境を作るのは難しく、公の機関で働いていらっしゃる方も頭を悩ませていらっしゃることだと思いますけれども。

Ikegamiさん私もNYの地下鉄で何度も席を譲って頂いたことがあります。思っていたよりも優しい人が多い街でした。
Andy
2008/12/28 19:09
兵庫県のお役人から、返事が来るのかな・・・、きたとしたどんな内容なんだろう・・・って思いながら、このエントリーを時々覗いていました。

その間に、愛知県の長久手にできる日本初の介助犬訓練施設(人とワンちゃんとで訓練を受けられる)の名前が「シンシアの丘」に決まった、などという新聞記事もあったりして、タイムリーだな!などと思いながら。

今回の返事は、良い意味で予想を裏切ってくれて、こういうことって、なかなかないことだと思います。
この兵庫県の回答を、日本中のお役所の関連部署の人達が見てくれるといいなって思います。
yasunoAICHI
2008/12/29 21:53
yasunoさん、お久しぶりです。
介助犬のシンシアは宝塚の犬だったと思います。シンシアの志を継ぐ犬の訓練施設が長久手にできるんですよね。
介助犬、補助犬、盲導犬が公共の場や電車・バスに同伴できるのは当然のことですが(受け入れは法で義務付けられています)、ぼくは人と暮らし、人間の社会生活に適応できるようにしつけられた犬なら同様の権利を持っても良いと思っています。もちろん、ダメな犬(飼い主)もいるわけですが、人間だってノーベル賞をもらう人もいれば、犯罪を犯す人だっている。混沌の中から輝きをもった存在が出てくるんじゃないかと思うのです。
人間だけに偏差を許容するって、ちょいと都合良すぎますよね。国立大学に入れる人だけがレストランに入れて、電車に乗れるってことになったら、暴動が起きます。ははは。
IKEGAMI
2008/12/30 00:24

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