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zoom RSS EMOTIONAL SKETCH 13 若き(?)獅子たち(前編)

<<   作成日時 : 2007/11/16 20:21   >>

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下の写真の3人は、ぼくがいま注目している若手(実際の年齢はそんなに若くもないが)ジャズ・ミュージシャンである。雑誌やTVで頻繁に紹介されはしないが、ライブハウスをメインの演奏の場としてそれぞれの音楽を着実に発展させている信頼できるミュージシャンなのだ。

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                       水谷浩章(b)

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                        南博(p)

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                       津上健太(as)


ジャーナリズムによって「○○の再来」とか、「和製○○」と騒がれ、一過的に人気が出る若手ミュージシャンは何人もいた。だが彼らのうちの何人が今もその人気を維持し、音楽の内容を豊かなものへと進化させているかは?マークがついてしまうのである。
日本のジャーナリズムは人気が出ないとミュージシャン、音楽をフォローしない。ぼくのブログこそ、有名な外国人ミュージシャンについて語るだけでなく、人を知名度や国籍、収入の額だけで差別することのないものにしなければ日本のジャズの日常は寒いものになってしまうだろう。
というわけで、しばらく前から一般的な音楽ファンには知られていないが、演奏を聴いたらその素晴らしさのとりこになってしまうようなミュージシャンを紹介したいと思い続けてきたのだ。

じつはこの記事、先日アップした廣木光一のPostと同じように半年も<編集中>になっていたのだ。どうにも、締め切りがない原稿は怠惰な性格に負けるのである。それを見透かすかのように水谷浩章からメールが届いた。おかしいなあ、かれとはしばらく会ってないし、津上研太ともアケタで顔を合わせただけで、書くなんて言ってない。
で、メールを開いたら今月末のピットインでの3DAYSの案内であった。ならば、早急に紹介しなくちゃ間に合わない。そこでとりあえずは水谷から送られてきた案内文(出演ミュージシャンのことなどが、かれの個性的な言い回しで書かれている)を紹介して前編としたい。


水谷浩章 3 Days @ 新宿 Pit Inn のご案内
===========================================

昨年にひきつづき、新宿 Pit Inn にて「3 Days」をやらせていただくことに
なりました。


11月27日(火) 【Risk factor & phonolite ensemble】

 太田朱美[Fl]、石田衛[P]、織原良次[B]、橋本学[Dr]
 松本治[tb]、松風鉱一[reeds]、竹野昌邦[reeds]、MIYA[Fl]、橋本歩[Vc]
 平山織絵[Vc]、外山明[Dr]、水谷浩章[b, conduct]、新居章夫[sound]

※とある仕事で偶然、水谷浩章[B] 中牟礼貞則[G] 太田朱美[Fl] というセット
で演奏した時、僕も、中牟礼さんも、朱美ちゃんのプレイの凄まじさに、ひっく
り返りそうになりました。すぐに、朱美ちゃんを口説いて phonolite のメンバ
ーとして参加してもらうことにしました。
ところで「朱美ちゃんは、自分のバンドでは、どんなことをやっているんだろ
う?」 Pit Inn の昼の部に「Risk Factor」の演奏を聴きに行った僕は、すっか
りこのバンドのファンになってしまいました。そして、去年。Pit Inn の 3 Days
で、試しに「Risk Factor meets phonolite ensemble」という企画をやってみた
ところ、これが素晴らしく、East Works Entertainment からのリースが決まっ
たというわけです。
若さ溢れる Risk Factor の演奏を phonolite ensemble で、ふんわりコーティ
ングしてみました。この絶妙なバランスを是非、ご賞味ください。


11月28日(水) 【柳原陽一郎 & phonolite】

 柳原陽一郎[Vo, Gt]、松本治[tb]、松風鉱一[reeds]、竹野昌邦[reeds]
 MIYA[Fl]、太田朱美[Fl]、橋本歩[Vc]、平山織絵[Vc]、中牟礼貞則[Gt]
 外山明[Dr]、水谷浩章[b]、新居章夫[sound]

※柳原陽一郎のアルバム、2枚分のサウンド・プロデュースを依頼されたのは、
2004年の暮れだったでしょうか。
二人で酒を酌み交わしながら(笑)さんざん議論して作った1枚目のアルバム
「ふたたび」のリリースから早3年。前作は「たま」時代にヤナちゃんが書いた
曲をセルフ・カバーするというものでしたが、さて! 新曲ばかりをおさめた
2作目「ウシはなんでも知っている」が、いよいよ発売間近となりました。
今回は、そのアルバム2枚の中から、選りすぐりのナンバーを、phonolite アレ
ンジでお届けします。


11月29日(木) 【phonolite】

 水谷浩章[b]、松本治[tb]、松風鉱一[reeds]、竹野昌邦[reeds]、MIYA[Fl]
 太田朱美[Fl]、橋本歩[Vc]、平山織絵[Vc]、中牟礼貞則[Gt]、外山明[Dr]
 大儀見元[Per]、三住和彦[sound]
 ゲスト:津上研太[sax]、山口有紀[vo]

※最終日は、本家「phonolite」の登場です!
太田朱美『Risk Factor』、柳原陽一郎『ウシはなんでも知っている』、
MIYA『Miya's Book; Music For Seven Days』と、今年に入ってから立て続けに
3枚のアルバムをプロデュースさせてもらいましたが、それらが一段落して、
自分のユニット phonolite の3作目を来年のリリースに向けて準備中。今回は、
水谷やメンバーのオリジナルを交えながらお届けします。
このスモール・オーケストラは、音色を織り込んでいくかのごとく、微妙なバラ
ンスで成り立っています。個々のメンバーについて書き始めると、とてつもなく
長い文章になってしまうので控えますが、各メンバーの演奏、音色から、イマジ
ネーションをもらって「この人の、この楽器で、この音色で…」などとアレンジ
を書いていますから、誰か一人でも欠ければ、成立しないかもしれない。なんて
贅沢なんでしょう! なにぶん大所帯なバンドにつき、頻繁にはライブが出来ま
せん。この機会をお見逃しなきよう!
そして、二人のゲストを、ご紹介します。
来年発売予定、『BOZO』の次々作において3曲ほど、水谷アレンジによる
phonolite ensemble が参加しています。『BOZO』のリーダー、津上研太をゲス
トに迎えて、それらの曲を披露させていただきます。研太の曲に phonolite が
絡むと、どうなるか。お楽しみに!
ボーカルの新人、山口有紀には、僕が以前から「phonolite + vocal」でやって
みたい! と思っていた曲を歌ってもらいます。有紀ちゃんの素直でキュートな
歌声は、とっても素敵ですよ。

              新宿 Pit Inn (03-3354-2024)
                東京都新宿区新宿2-12-4 アコード新宿B1
                開場PM7:30 開演PM8:00 ?3,000(1DRINK付)
                10/1 より、予約受け付け開始
                        http://www.pit-inn.com/

          フライヤーは、こちら(↓)
              http://www.imasy.or.jp/~mizutani/pit_3.jpg



この写真の3人は日常的に共演しているのだが、今回のピットインには最終日に津上研太がゲストとして入るだけで、南博を聴くことはできない。南のピアノ・トリオでの演奏を聴けば、どうしてぼくが彼らを注目しているかをはっきりお分かりいただけることだろう。そのスケジュールは水谷のWEBで知ることができる。彼のWEBのダイアリーはかなり面白いので、ご一読をおすすめしたい。(あ、あと2人のWEBも面白いので、詳しくは後編で)
http://www.imasy.or.jp/~mizutani/

とりあえず、今回はピットイン3DAYS紹介のため急遽のアップでお許し願いたい。
誰だ、後編が来年にならないようになんて言ってるのは!


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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
>ぼくのブログこそ、有名な外国人ミュージシャンについて語るだけでなく、人を知名度や国籍、収入の額だけで差別することのないものにしなければ日本のジャズの日常は寒いものになってしまうだろう。

まったく同感であります!
関西のみ中心に活動しているミュージシャンでも同じで、認められるべき人たちが埋もれてしまっていることも多々有るし、全国的にライヴ活動を地道にしていても今までの業界のカタチでは知る人ぞ知るってことになってしまいますよね。私のように数少ないライヴ鑑賞機会しかない人間でも、これはっ!というミュージシャンをたくさん見聞きしますから…。

しかし師匠、あのぉ〜課題?が多過ぎません?
ご紹介の方と自ら発見?した人、それにLeeさん達が一揆的に押し寄せると情報過多になってしまって、ついつい研究が疎かになってしまうのココロなのであります(汗)。で、asianさんたちからもこの人良いよ!ってこれまた課題が山積してしまって…わはは。

で、この続きは来年ですか?がはは。
torigen
2007/11/16 21:20
廣木さんのアルバム、早速頂戴しました。
>日本のジャーナリズムは人気が出ないとミュージシャン、音楽をフォローしない
激しく頷きながら拝見しました。全くおっしゃる通り、メディアは「天才」をお気楽に連発します。「同じ世代から見ればちょっと上手」な若者は日本では誰でも天才と呼ぶようです。○マハ音楽教室発展型が天才なら各市町村に10人くらいは発掘が可能かもしれませんよね(笑)次なる池上さんのアンテナにまずは耳をそばだててみます。
板前
2007/11/17 11:46
板前さん、お久しぶり!
ぼくも去年還暦で、人生をひとまわりしたのでもう一度若いころに戻って、パブリック・インフォメーションを盲信せず自分の耳だけを頼りにジャズの現場に出ようと思ってます。想像以上によいミュージシャンがいるんですよ。
若手は「ただ巧いだけ」という時代は早く過去のものにしたいですね。またいろいろレポートしますからアップの遅さに懲りず遊びに来てください。
IKEGAMI
2007/11/17 20:23
>もう一度若いころに戻って・・・自分の耳だけを頼りにジャズの現場に・・・

わぁお、カッコいい!レポート楽しみにしております。毎日納豆改め、"毎日発酵食品"です。
それと70年代系もどうかひとつよろしくお願いします。
毎日発酵食品
2007/11/20 00:13
毎日発酵食品さん、しばらくです。
そんなHNにするもんだから、スパム・コメントかと思って削除しようとしましたよ!
はい、70年代系わすれてませんから。WARもある、ブレッカーもマイニエリもある、犬は散歩に行きたがる(あ、今日はまたもや「アケタの店」に行って、清水くるみさんのリハを聴いてきました。津上研太のサックス音に嫌な顔してたので、ピッチの悪い演奏嫌いなんだよと解説しておきました)。いつ寝りゃいいんだろう。
IKEGAMI
2007/11/20 03:58

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